衛星経由で海上でも高速通信が可能に KDDIがサービス開始
海の上にいても、衛星を経由して高速・大容量の通信を行い、SNSなどができるようになるかもしれません。
KDDIは18日、衛星を経由して高速・大容量の通信を可能にする通信サービス「スターリンク」のアンテナを設置したクルーザーや漁船を公開しました。
KDDIによりますと、スターリンクによってフェリーでは乗客がSNSを使えるようになったり、漁船では複数の漁船から魚群の位置データなどを収集し分析した情報を共有したりできるようになります。
また災害時には、漁船の上でも最新の気象情報やリアルタイムで港の様子を動画で確認することができるようになります。
このほか、KDDIは災害時に損壊した基地局への道が寸断されている場合など、スターリンクを活用して船から陸に電波を飛ばすことのできる「船舶型基地局」を今年度に6隻導入する方針です。