NYダウ、大幅続落 東京株式市場は…?
世界同時株安となる中、アメリカ・ニューヨーク株式市場は2日連続の大幅下落となった。東京株式市場の様子を広芝学記者が伝える。
ニューヨーク株式市場の下落が止まらない中、12日朝の東京市場は比較的、落ち着いた動きになっている。世界同時株安の発端となったニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は540ドル以上、値下がりし、2日連続で大幅下落となった。アメリカと中国の貿易摩擦など世界経済の先行きが不透明なことなどが、投資家の不安につながっているため。
12日朝の東京市場は、取引開始直後こそ200円以上、値を下げたが、その後、徐々に買い戻しも入っている。市場関係者は、前日に下がりすぎた反動だとみている。
麻生財務相「米国の経済をはじめ、世界経済が堅調に推移していることには変わりないと認識しております」
麻生財務相はG20で、世界経済は好調だと強調したが、市場関係者は「アメリカの株価が下がり続ける中、しばらくは不安定な動きが続く」とみている。