今年、創業１００周年を迎えたパナソニック。昭和の昔懐かしい家電から次世代につながる最先端技術を紹介する展示会が、３０日から都内で始まった。

ずらりと並ぶレトロな扇風機やテレビ。昭和の時代に「ナショナル」のブランドで製造・販売されていた家電だ。そして、最新の自動運転技術で持ち主のあとを自動的に追いかけてくるというロボットは、中に荷物を入れることができ、上に腰掛けることもできる。

また、透明なディスプレーを挟んで異なる言語で会話するとリアルタイムで翻訳された言葉が表示される。「シースルー翻訳機」や自動運転の無人バスなどが展示されている。

１９１８年に「松下電気器具製作所」として創業してから１００年。日本を代表する家電メーカーへと成長したパナソニックのこれまでの歩みと、次の１００年に向けた最新技術を紹介する展示会は来月３日まで一般公開されている。