経団連会長“日米交渉ルールづくり”に期待
TPP(=環太平洋経済連携協定)の12月30日発効が決まったことを受けて、経団連の中西会長は高く評価した上で、アメリカとの貿易協定交渉でも、物品だけでないルールづくりの実現に期待を示した。
経団連・中西宏明会長「あの、これすごい成果だと思います。日本のリーダーシップでここまで持ってきたということがすばらしいと思いますね」
経団連の中西会長はTPPからアメリカが抜け、また、世界で保護主義が高まる中で、日本が主導して、多国間の経済連携協定が発効されることになったことを高く評価した。
一方、アメリカと交渉を進める「日米物品貿易協定」については貿易不均衡だけに着目するのではなく、世界でデジタル化が進む中で必要となっている知的財産などについてのルールづくりも協議してほしいと求めた。