ChatGPTをはじめとするLLM（＝大規模言語モデル）の活用が広がる中、NTTグループは独自開発したLLM「tsuzumi」を用いた法人向けサービスを来年3月に提供開始すると発表しました。

「tsuzumi」の主な特長は、日本語の処理能力が高いことや、軽量であるため消費電力や学習コストを抑えることができる点だということです。

例えば、携帯電話の料金プランについて複雑な相談をする場合、従来のAIチャットボット相手だと14往復ものやりとりが必要だったものが、「tsuzumi」を活用することで、2往復程度で済むようになるとしています。

一方、ソフトバンクの子会社「SB Intuitions」は先月31日、日本語に特化したLLMの開発を本格的に開始したと発表しました。

性能の指標となるパラメーター数は、国内最大級となる見通しで、来年中の構築を目指すということです。