ダウ141ドル高 金融大手決算好調で続伸
16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は好調な決算だった「ゴールドマン・サックス」など金融関連株が買われ、ダウ平均は140ドル以上値を上げて取引を終えている。
16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から141ドル57セント値を上げ、2万4207ドル16セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、10.86ポイント値を上げ、7034.69で取引を終えている。
この日は金融大手の「ゴールドマン・サックス」が発表した決算が、市場予想を大幅に上回ったため、前の日に比べ、10%近く上げ、1銘柄でダウ平均を100ドル以上押し上げた。同じく金融大手「バンク・オブ・アメリカ」の決算も好調だったことで、金融関連株全体に買いが広がった。また、「アップル」や「マイクロソフト」など主力のハイテク株も堅調だった。
市場関係者は「明日は動画配信大手『ネットフリックス』などの決算が注目されている」と話している。