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ダウ171ドル高 IBMなどの決算が好調

2019年1月24日 8:22

23日の米・ニューヨーク株式市場は、決算が好調だったIBMなどが相場をけん引し、ダウ平均株価は170ドルあまり値を上げて取引を終えた。

23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比171ドル14セント高の2万4575ドル62セント。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も5.41ポイント上げ、7025.77で取引を終えている。

発表した決算が市場予想を上回ったIBMやP&G(=プロクターアンドギャンブル)などを中心に朝方から買いが入り、ダウ平均株価は一時300ドル近く上昇した。しかし、買いが一巡すると、世界経済の減速への懸念などからエネルギー関連や素材関連銘柄を中心に売られ、下げに転じる場面もあった。結局、ダウ平均株価は上げ幅を縮小して取引を終えている。

市場関係者は、「アメリカの政府機関の一部閉鎖や世界経済の先行き不安から景気敏感株が売られ、公益事業などの底堅い銘柄に買いが集まる傾向が強まっている」と話している。

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