企業決算好調 NYダウ170ドル超上げる
5日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、好調な企業決算などを受け170ドル以上値を上げて取引を終えている。
5日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から172ドル15セント値を上げ、2万5411ドル52セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、55ポイント近く上げて、7402.08で取引を終えている。
アメリカの主要企業の決算が引き続き好調なことを受け、投資家心理が改善しており、この日も買いが優勢な展開となった。これまで下げていた反動から、ハイテク株はこのところ買い戻しが続いていて、アップルが決算を発表してから6営業日続伸となるなど、この日もハイテク株が堅調に推移した。また、航空機大手「ボーイング」が過去最高値を更新するなどして相場を押し上げた。
市場関係者は、「世界経済の減速に対する過度の懸念が後退している。よほど悪い材料がでない限り、今の相場の流れがしばらく続くとみられる」と話している。