農産物輸出 6年連続で過去最高更新
去年1年間の日本の農林水産物などの輸出額が6年連続で過去最高を更新した。
農水省によると去年1年間の農林水産物などの輸出額は前の年より12.4%増えて9068億円となり、6年連続で過去最高を更新した。
特に卵の輸出額は前の年から5割増えた。香港などでの日本食ブームで、すき焼きやラーメンのトッピングに使う半熟卵などの需要が増えたという。
またサツマイモの輸出額も4割増えている。アジアでの健康ブームでおやつにお菓子ではなくサツマイモを食べる人が増えたためとしている。一方、すけとうだらなどは漁獲量が減ったため輸出額も減少した。
農水省ではこのペースで伸びれば年間輸出額1兆円という政府の目標は達成できる可能性が高いとしている。