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ダウ5営業日ぶり大幅反発 372ドル高

2019年2月13日 8:07

12日のニューヨーク株式市場は、政府機関が再び閉鎖される事態が回避できるとの期待感などから買いが進み、ダウ平均株価は5営業日ぶりに反発して取引を終えている。

12日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から372ドル65セント値を上げ、2万5425ドル76セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、106.71ポイント上げて7414.62で取引を終えている。

この日は、前の日の晩にトランプ大統領が求める壁の建設をめぐる対立で、議会の与野党が暫定合意に達したと報じられたことを受け、買いが優勢な展開となった。

また、11日に始まったアメリカと中国の貿易協議が進展するとの期待感から投資家心理が改善し、航空機大手「ボーイング」など中国事業の比率が高い銘柄を中心に買いが進んだ。ダウ平均は5営業日ぶりに反発し、大幅に値を上げて取引を終えている。

市場関係者は、「14日から始まる米中の閣僚級協議に対する期待感の先取りもあり大幅高となったが、明日は警戒心も出て、利益を確定させる動きが強まる可能性もある」と話している。

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