NYダウ、33ドル安 3営業日ぶり反落
26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は3営業日ぶりに反落し、30ドルあまり値を下げて取引を終えている。
26日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前の日の終値から33ドル97セント値を下げ、2万6057ドル98セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も5.16ポイント下げて7549.30で取引を終えている。
この日は、午前中にFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が議会証言を行い、改めて利上げを急がない方針を示したことで安心感が広がり、買いが進む場面もあった。
しかし、市場予想を下回る決算を発表したホームセンター大手「ホーム・デポ」が売られたほか、アナリストが投資判断を一気に2段階引き下げた建設機械大手「キャタピラー」が大幅に売られるなどして、ダウ平均株価は3営業日ぶりに反落して取引を終えた。
市場関係者は「今週は重要な経済指標がいくつか発表されるので、市場はその中身に注目している」と話している。