「アフリカ豚コレラ」生きたウイルス国内初
中国から持ち込まれた豚肉製品から、初めて、感染力がある状態で「アフリカ豚コレラ」のウイルスが確認された。
アフリカ豚コレラは岐阜県などで流行している豚コレラとは別のウイルスによるものだが、豚などに感染すると致死率が高く、有効なワクチンがないため、中国などでまん延していている。
農林水産省によると、今年1月に中国から持ち込まれた豚肉のソーセージ2件からアフリカ豚コレラのウイルスが国内で初めて、感染力のある状態で検出されたという。
農水省は大型連休を前に今月から国内に違法に肉を持ち込んだ人をデータベース化するなど、対策を強化するという。
なおウイルスは人には感染しないという。