愛知の豚コレラ「すべての殺処分完了」発表
愛知県の瀬戸市と田原市で相次いで豚コレラの感染が確認された問題で、県は、すべての豚の殺処分が完了したと発表した。
29日、瀬戸市と田原市の養豚場で豚コレラに感染した豚が確認され、県は、養豚場にいたすべての豚の殺処分を進めていた。県によると、31日、瀬戸市で1468頭、田原市で1014頭、すべての豚の殺処分を完了したという。県は今後、豚の埋却などの防疫措置を4月3日ごろまでに終える見通し。
瀬戸市と田原市では2月6日以降、豚コレラの感染が相次いで確認され、これまでに殺処分された豚は合わせて約3万8800頭に上っている。これは、県内全体で飼育されている豚の11%あまりで、豚の価格への影響などが懸念されている。