日ウズベキスタン、日カザフスタン 脱炭素への協力に向けた文書締結
齋藤経済産業大臣は9日、ウズベキスタンとカザフスタンのエネルギー大臣とオンラインで会談し、脱炭素に向けて協力するための文書を締結しました。
ウズベキスタンやカザフスタンなど中央アジアは、ロシアや中国などと隣接していることから、地政学的なリスクを抱えています。
しかし、中央アジアは石油や天然ガスなど豊富な資源に恵まれていて、日本政府は関係強化のため、脱炭素への協力に向けた文書を締結した形です。
齋藤経産大臣は「カーボンニュートラルの実現に向け、中央アジアの役割はますます拡大していく」と強調しました。
政府は当初、中央アジア5か国を経産大臣が訪問し、その全てと、こうした文書を締結する予定でした。
しかし、自民党の派閥のパーティー券をめぐる問題で西村前大臣が辞任し、大臣による出張が取りやめとなったため、オンラインでの会談となりました。