夏のボーナス-2.5% 大企業83社平均
大企業の夏のボーナスについて、現時点で判明している83社の平均が、去年に比べて2.52%のマイナスとなっていることがわかった。
経団連は、大企業の夏のボーナスの妥結状況について、251社を対象に調査を行っているが、11日までに回答があった83社のボーナスは、去年と比べ、平均で2.52%のマイナスとなった。
経団連では、ことしの春闘では組合が月給の上昇を優先して要求したため、ボーナスの上昇が抑えられたと分析している。
ただ、この83社のボーナスの平均は97万1777円で、調査開始以来、最も高い金額となっている。
他の企業からの回答も合わせた来月の集計で、過去最高額を維持できるかは不透明としつつも、経団連では、賃上げの機運は続いていると分析している。