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G20 エネルギー安定供給の重要性で一致

2019年6月16日 19:58

長野県・軽井沢町で開かれていたG20(=主要20か国)のエネルギー・環境相会合は16日、共同声明を採択して閉幕した。

先週、中東のホルムズ海峡付近で日本のタンカーなどが攻撃されたことを受け、会合は、15日、エネルギーの安定供給に取り組む重要性で一致し、共同声明には「エネルギー供給途絶を防ぐための信頼あるエネルギーインフラの強靱(きょうじん)性、保護及び開発の重要性を強調する」と書き込まれた。

ただ、攻撃に対する非難などの記述はなく、政府関係者は「事件は、インテリジェンスや防衛、運輸など、さまざまな背景がありエネルギー相の声明にはなじまない」としている。