高齢者の車誤発進防止に“孫の手”借りる
高齢者による自動車事故が相次ぐ中、誤発進を防ぐため自動車メーカーが「孫の手」を借りるようだ。
自動車メーカーのダイハツ工業は、原宿竹下通り商店会と提携して今週から10代の若者を対象としたキャンペーンを始めた。ダイハツで販売している自動車の誤発進を防ぐ安全装置をまず若者に知ってもらい、さらにそれを祖父母世代に発信してもらうことがねらい。
期間中、10代に人気のインフルエンサーらが登場するイベントを行うほか、竹下通りで冊子や「おじいちゃん・おばあちゃんに交通安全のメッセージを送ろう」というカードを配布する。
ダイハツでは「運転免許を持たない若者世代をターゲットとしたキャンペーンは異例」だということだが、孫から祖父母への訴求力に期待を寄せている。