日銀の黒田総裁は20日午後の会見で、このタイミングで金融緩和策を修正したことについて、「春先から世界的に変動性が高まっていた。イールドカーブの形状がややゆがんだ形になり、将来、企業金融などにマイナスの影響を与える恐れがあると認識されてきたので、このタイミングで是正を図り市場機能の改善を図った」と明らかにしました。

その上で、「世界的な金融資本市場の変動性は少しずつ安定していくのではないか」と期待感を示しました。