日経平均株価、一時節目の3万4000円割れ 下落幅は一時2500円超え 「サーキットブレーカー」発動
週明けも株価の下落が止まりません。東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、一時節目の3万4000円を割り込みました。
日経平均株価の下げ幅は一時2500円を超え、今年1月上旬以来、およそ7か月ぶりの安値水準となりました。
株価は、8月に入りおよそ5000円値下がりしていて、あまりの急落に都内の証券会社では、慌てて株を売ろうとする投資家らからの電話が鳴りやまない状況です。
日経平均株価だけでなく、上場企業の株価の全体的な値動きを示す、東証株価指数=TOPIXも急落していて、一時的に売買を停止する「サーキットブレーカー」が発動されました。
――株価はどこまで下がるんでしょうか。
アメリカの景気減速への懸念からダウ平均株価が大幅下落していることと、急激な円高に引きずられるように日経平均株価は急落していますが、市場関係者からは「日本経済の実態から見ると、下げすぎ」との声もあがっています。