ヤマト運輸は、主力商品の「宅急便」「宅急便コンパクト」について、置き配で受け取りできるようにすると発表しました。

ヤマト運輸は1年間に取り扱う宅配便およそ23億個のうち、6割程度を占める「宅急便」と「宅急便コンパクト」について、6月10日から、個人向け会員サービスの登録者は置き配での受け取りが選択できるようにします。

ヤマト運輸ではこれまで、Amazonやメルカリなどといった特定のオンラインサービスを通した商品のみ、置き配が選べるようになっていました。

そのため、置き配はヤマト運輸の宅配便全体の2割ほどにとどまっていましたが、今回の置き配の拡大によって、宅配便全体のおよそ8割で置き配が選べるようになります。

ヤマト運輸は、「客の利便性を高めるとともに、配送ドライバー不足といった2024年問題にも寄与できる」としています。