今後の日本経済どうなる 日銀、マイナス金利政策解除など議論へ
日本銀行は、19日までの金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除など、大規模な金融緩和策の修正を議論します。
今回の金融政策決定会合では、2016年から続くマイナス金利政策の解除や、長期と短期の金利を低く抑え込む「イールドカーブ・コントロール」の撤廃などが議論されます。
先週末に公表された春闘の初回集計の結果、賃上げ率の平均は5%を超え、33年ぶりの高い水準となりました。日銀が目指す賃上げを伴った2%の安定的な物価目標に向けた環境は整ったとみられます。
マイナス金利の解除が決まれば、17年ぶりの利上げとなります。
一方、18日の東京株式市場では、19日、日銀が政策修正しても、当面、緩和的な状況が続くとの安心感から、先週末に比べて1000円以上の上昇となりました。