全銀協会長“マイナス金利解除でも、影響は限定的”
日本銀行が来週の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を検討する中、全国銀行協会の加藤会長は14日、住宅ローン金利や銀行の預金金利への影響は限定的だとの見方を示しました。
全国銀行協会の会長を務める、みずほ銀行の加藤頭取は、日本銀行がマイナス金利を解除した場合に住宅ローン金利に与える影響について、各社の個別判断としつつも、変動金利型のローンの基準となる「短期プライムレート」が「必ずしも上がるということではないのかなと思う」と述べました。
また、預金の金利についても、「政策金利が上がれば預金金利は上がるが、足元で預金金利は0に近い水準なので、マイナス金利が解除されても直ちに大きな動きは想定しづらい」との見方を示しています。