SOMPO HDの最終利益、中間決算として過去最高に ビッグモーター問題の影響は“軽微”
SOMPOホールディングスのグループ全体の中間決算は、最終利益が中間決算としては過去最高となりました。ビッグモーターの一連の問題について、今期の業績への影響は軽微としながらも、今後の動向を注視していきたいとしています。
SOMPOホールディングスが17日、発表した今年4月から9月までの決算で、最終損益は去年の同じ時期の「赤字」から一転し、1315億円の黒字となりました。
円安の影響などで海外の保険事業の資産運用益が伸びたほか、新型コロナウイルス関連の給付金の支払いが大きく減少したことなどが利益を押し上げました。
SOMPOホールディングスは、ビッグモーター問題の今期の業績への影響は軽微としていますが、ブランドの毀損などの影響で来期から響いてくる可能性があるということです。
また、同じ日に決算を発表した東京海上ホールディングスや、三井住友海上火災保険などを傘下に持つMS&ADインシュアランスグループホールディングスも、ビッグモーター問題による業績への影響は軽微としています。