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税制改正大綱“未婚のひとり親”支援策など

2019年12月12日 12:26
税制改正大綱“未婚のひとり親”支援策など

自民党と公明党は12日、未婚のひとり親への支援策などを盛り込んだ来年度の税制改正大綱を正式に決定する。

自民党・甘利税調会長「時代の変化、世界の変化に税の面から対応できるような結論を出していくということで、歴史的な節目になったと思っております」

税制改正大綱には、未婚のひとり親について、配偶者と死別や離婚したひとり親と同様、年間の所得が500万円以下の世帯を対象に所得税などを軽減する支援策が盛り込まれている。

また、国内の大企業が、「設立後10年未満で上場していない」などの条件を満たしたベンチャー企業に1億円以上出資した場合、出資額の25%を課税所得から差し引く。企業の内部留保を投資に回して経済を活性化する狙い。

さらに、次世代の情報通信規格「5G」を早期に普及させるため、携帯電話大手などに対し、5G関連で投資した額の15%を法人税から差し引く。政府が安全性などを認定したものが対象で、来年度から2年間の減税となる。

自民、公明両党は12日午後、来年度の税制改正大綱を正式決定する。

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