「就職氷河期」世代支援策で 新たな会議
いわゆる「就職氷河期」世代への支援策を話し合う新たな会議が始まった。ひきこもり経験のある人なども参加して具体策を検討する。
安倍首相「就職氷河期世代のみなさんの活躍の機会が広がるように、今回の経済対策も含めてあらゆる手段を尽くして政策対応を行っていく考えであります」
26日の会議には、経団連や日本商工会議所、連合など、労使を代表する団体と、ひきこもりの経験があって現在は支援活動に取り組んでいる人などが参加した。
政府は、非正規雇用で働く人やひきこもりの状況にある人など約100万人を対象に、3年間で正規雇用で働く人を30万人増やすという目標を掲げている。
就労を支援するため、早ければ年度内にも国家公務員の中途採用枠で重点的に採用を始めるとしている。