KDDIとローソン “スマホ決済”で提携
KDDIとローソンは、スマホ決済事業で提携すると発表した。双方の決済サービス、auペイとPontaの会員数を合わせると、1億人を超える国内最大級の“ポイント経済圏”が誕生することになる。
両者は提携で、KDDIのモバイル決済、auペイと、Pontaのポイントを統一する。これにより、auペイの利用者は、ローソンなどPontaの加盟店以外の店でもPontaポイントをためることができ、Ponta加盟店は、ポイントを使いたいauペイの利用者を取り込めるメリットがある。
現在、auペイのポイント会員数は2800万人、Pontaの会員数は3倍以上の9200万人で、KDDIとしては一気に1億人以上の会員規模を実現することで、ほかのスマホ決済に対抗したい考え。
また、Pontaに蓄積されたビッグデータを活用することで、酒やたばこなど、年齢確認が必要な商品を無人店舗でも販売できるようにしたり、登録された住所を利用してスムーズな配送を可能にするなど、次世代の店舗作りに生かしていくという。