日経平均108円高 米株高など受け
17日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。終値は前日比108円13銭高の2万4041円26銭。
アメリカと中国が貿易交渉の「第一段階の合意文書」に署名した安心感などからダウ平均株価の終値が史上最高値を更新し、東京株式市場でも朝方から買い注文が先行した。
また外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半と円安に傾いていることや中国のGDPが低水準ながら6%を上回ったことなども相場を支える要因となった。
一方、2万4000円台をつけたことで利益を確定させる売り注文が多かったことや、来週以降に国内の主要企業の決算発表を控えていることもあり、株価の上昇は限定的だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆13億円、売買高は概算で10億7935万株。