業績不振に陥っている日産自動車は、臨時の株主総会を開催し、新たな取締役を決定した。

内田誠社長「会社のかじ取りを行っていくことは、ここで私がコミットさせていただきます。仮に今後そのような状況が見えない場合には、すぐに私をクビにしてください」

臨時株主総会では、西川社長の辞任後、社長に昇格した内田誠氏ら４人が新たに取締役に決定した。

日産は、直近の３か月の決算で１１年ぶりの赤字となっていて、総会では株主からゴーン体制後の立て直しを急ぐべきとの意見が出た。また新型コロナウイルスの影響について不安の声が上がった。

株主「（中国）市場がすごい大きいので、手を引くことはしないといっていたので、早く終息してほしい」

内田社長も総会で「中国市場への影響はあると感じている」と述べるなど、今後さらなる販売の落ち込みが予想されていて、新経営陣の手腕が問われる。