近距離輸送に特化 新型の小型EVトラック発表
ネット通販などの普及によりこの10年で宅配便の取引量が1.5倍に増える中、近距離輸送に特化した新型の小型EVトラックが発表されました。
今回、新たに発表された小型EVトラックは、走行時に排気ガスを出さず、騒音や振動も少ないため、深夜の住宅地への配達や早朝のゴミ収集などにも適しているということです。
また、ネット通販の普及で宅配便の取扱量は10年ほどでおよそ1.5倍の48億個ほどに増え、配達拠点から近距離の輸送需要が高まっています。
今回の小型EVトラックの2トンサイズはこうした近距離輸送を想定し、1回の充電で80kmほど走ることが可能です。政府は、2030年までに小型商用車の新車販売の3割を電動化する目標を掲げています。
今回発表した三菱ふそうは、販売に加えて充電スポットの設置サポートなど、電動化の普及に取り組んでいくということです。