夏のボーナス平均約96万円 2年連続で前年よりプラス 経団連
経団連は大手企業のこの夏のボーナスについて、これまでの集計で平均およそ96万円になったと発表しました。2年連続で前年よりプラスとなっています。
経団連の調査によりますと、29日までに集計した大手企業121社の従業員およそ62万4000人の夏のボーナスは、平均で、95万6027円となりました。
1959年の調査開始以来3番目に高い水準となっています。
去年の夏に比べて3.91%アップとなり、2年連続で前年よりプラスとなっています。
コロナ禍からの景気回復が進み、機械金属や自動車といった業種で増加率が特に大きかったということです。
ことしは、物価上昇を意識して大幅な賃上げを行った企業も多く、経団連は、「賃上げの勢いがボーナス額の増加にも続いている」と評価しました。