日経平均314円高 米株高で6営業日続伸
8日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日連続で値を上げ、2万3000円台を回復した。平均株価の終値は、先週末に比べて314円37銭高い2万3178円10銭。
先週末のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、発表されたアメリカの雇用統計が市場予想に反して堅調な内容だったことで、経済活動の再開への期待感からダウ平均株価は大きく値を上げた。このアメリカの株高の流れを受けて、東京株式市場でも買い注文がふくらんだ。
平均株価が2万3000円台を付けたのは、2月21日以来、およそ3か月半ぶり。6日連続での上昇は、2019年10月18日から29日(7営業日連続)以来。
市場関係者は、「このところ海外投資家が、日本株を買い戻す動きも見られ株価上昇につながっている」との話も聞かれた。
東証1部の売買代金は、概算で2兆8712億円。東証1部の売買高は、概算で17億307万株。