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日本郵便“最適な配達ルート”AI導入へ

2020年6月15日 21:50
日本郵便“最適な配達ルート”AI導入へ

日本郵便はドライバーが荷物を配達する際、瞬時に最適な道順を教えてくれる人工知能のシステムを導入します。

日本郵便はスタートアップ企業と連携し、最適な配達ルートを人工知能で自動作成できるシステムを導入すると発表しました。

これまで、配達ルートの確認作業は紙の地図に一軒ずつの住所をマークするなど人の経験が頼りでした。今回のシステム導入により、スマートフォンで荷物のバーコードを読み取るだけで時間指定や再配達に応じた効率的な配送ルートを割り出すことができ、出発までに1時間かかっていた作業を10分に削減することができます。

日本郵便、オペレーション改革部、五味儀裕部長「こういうテクノロジーも使いながらですね、経験のない方も含めて戦力になっていただけるのは非常に力強い武器なのかなと思います」

物流業界をめぐっては、少子高齢化や宅配便の増加によりドライバー不足が課題となっていて、日本郵便は10月までにおよそ200局に導入し、生産性の向上や作業の標準化を図ります。