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経産相「極めて遺憾」韓国が提訴手続き再開

2020年6月19日 13:32

韓国が日本の輸出管理強化の撤回を求め、18日、WTO(=世界貿易機関)に対し、提訴の手続きを再開したことについて、梶山経済産業相は会見で「極めて遺憾である」とコメントしました。

梶山経産相は19日朝の閣議後の会見で、韓国側の一方的な対応は、これまでの輸出管理政策対話での合意を反故にしかねないとして、極めて遺憾と述べました。

韓国は18日、WTOに対し、裁判所に相当する紛争処理小委員会の設置を求め、提訴の手続きを再開しました。

輸出管理をめぐり、日韓は政策対話を続けてきましたが、韓国は今月に入り、「日本が問題解決の意思を示さなかった」と非難。停止していた提訴の手続きを再開する方針を表明していました。

梶山経産相は今後について、予断を持って答えることはできないとしながらも、「政策対話を中断するものではなく、対話を続けて、この中で解決したいというのがこちらの思いだ」との考えを示しました。