RCEP インド交渉復帰への取り組み継続
RCEP=東アジア地域包括的経済連携をめぐり、日本や中国など15か国の閣僚らがテレビ会議を開きました。RCEPの会合への不参加が続くインドの交渉復帰に向けた取り組みを続けることなどで一致しました。
RCEPは関税の引き下げや、知的財産の保護など18の分野で高いレベルの経済連携を目指しています。27日の会合に、日本からは梶山経済産業大臣が参加しました。
昨年から脱退を示唆し、会合に不参加のインドは今回も参加していませんが、閣僚会合後に発表された参加15か国による共同声明では、「RCEPはインドに対し、引き続き開かれている」として、交渉復帰に向け取り組むとした上で、引き続き年内の署名を目指すことでも一致しました。
RCEPは、年末に首脳会合を予定しています。