1か月ぶり2万6000円割る 世界的な景気減速への懸念広がる
アメリカの利上げに端を発し、市場に混乱が広がっています。東京株式市場で日経平均株価は大きく下落し、2万6000円を割り込みました。世界的な景気減速への懸念から、一時700円以上値を下げました。
17日朝の日経平均株価はおよそ1か月ぶりとなる2万6000円割れから取引が始まりました。これは、アメリカに続きスイスとイギリスが利上げを決めたことで世界的に景気が減速することへの懸念が広がり、16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が3万ドルを割り込んだ流れを受けたものです。ドルを売る動きが強まり、円相場は現在1ドル=133円台前半とやや円高方向に推移しています。
しかし、各国が利上げに動く中、当面円安傾向は続く見通しで、17日に決まる日銀の金融政策に市場は注目しています。