米株高受け日経平均上げ幅一時600円超 あす日銀金融政策決定会合後の総裁“円安”発言に注目
FRB(=連邦準備制度理事会)の大幅な利上げにより15日のアメリカ・ニューヨーク株式市場が上昇した流れを受け、日経平均株価も16日朝の取引開始直後から大きく値を上げました。
上げ幅は午前中に、前日の終値と比べて一時、600円を超えました。ただ、午後に入ってからは、利益を確定させるための売りに抑えられ、300円前後の上げ幅となっています。
一方、円相場は1ドル=134円台で取引されていて、市場関係者は、「アメリカの利上げもすでに織り込み済みだった」としています。
17日、日銀の金融政策決定会合後に、黒田総裁が現在の円安水準にどのような発言をするのか、注目されています。