ダイハツ、2車種のリコール検討 今後不正発覚の可能性「ないと断言するのは難しい」
車の安全性を確認する認証試験で不正を行っていた問題で、ダイハツ工業は国土交通省が型式指定を取り消す方針を示した3車種とは別に、指導を受けた2車種についてリコールを検討していることを明らかにしました。
国交省は16日、3車種の型式指定を取り消す方針を示すとともに、ダイハツの「キャスト」など2車種についてもリコールが必要な場合は届け出を行うよう指導しています。
ダイハツは17日、オンラインでの説明会で、この2車種のリコールを検討していることを明らかにしました。
国交省の監査では、新たに14件の不正が発覚しましたが、ダイハツは今後、さらに不正が発覚する可能性について「現時点で100%ないと断言するのは非常に難しい」と説明しました。
また、稼働停止中の全ての国内工場について、現時点では来月も再開を見通せる状況にはないと明らかにしました。