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“朝からガッツリ”食べたい! カレー店や喫茶店に続々来店 朝から「うな重」という人も

2024年6月11日 21:20
“朝からガッツリ”食べたい! カレー店や喫茶店に続々来店 朝から「うな重」という人も

11日、取材したのは朝からガッツリ食べたいという人たちです。新宿駅直結のカレー店では、開店からお客さんが続々来店。足立区の喫茶店では“朝からガッツリ”のモーニングプレートを販売。なぜ朝からたくさん食べるのか、その理由を探ってみました。

店員
「おはようございます」

11日午前6時、店には早朝から働くスタッフたちの姿がありました。

店員
「朝ちょっとバタバタしているもんで」

こちらは東京・新宿駅の地下にあるカレー店。朝7時の開店を前に料理の仕込みで大忙しな様子です。

店員
「私でもだいたい4時に起きています」

――毎朝そんな感じ?

店員
「そうですね、(午前)4時」
「3秒前…2秒前…オープンしまーす!!」

かけ声とともにシャッターが開き、待ち構えていたかのようにさっそくお客さんが入店。スーツ姿で朝からカレーをほおばります。

午前7時ごろ来店 お客さん(60代)
「ちゃんと食べないと仕事ができません」

開店から10分もたたないうちに続々とお客さんがやってきました。

午前7時ごろ来店 お客さん(30代)
「朝からガッツリ食べたいんで、出勤前に寄って食べていこうかなって」

「朝からガッツリ食べたい」との声。

午前7時ごろ来店 お客さん(50代)
「スパイシーなので目が覚めます」

駅直結ということもあって、出勤前の“働く人たち”や、トッピング盛り盛りの大盛りカレーを食べる女性に、朝7時半から大きなカツがのったカツカレーを食べる外国人の姿もありました。

アメリカ出身の人
「ロースカツカレー。デリシャス!」

――なぜ朝にカレー食べるの?

アメリカ出身の人
「いい質問だねぇ、朝カレーがスパイスになるんです。体が動くスパイスになります」

カレーハウス11イマサ 青木国彰取締役
「朝はだいたい11時までの時間帯までで、100人くらいのお客さまにご来店いただいています」

モーニングの時間帯だけで100人ほどが食べに来るといいます。

街で聞いてみても、“朝からガッツリ”を求める人が…

50代
「きょうは朝からうなぎ、うな重食べました。二日酔いのときはほぼうな重です」

なぜ、朝からガッツリを求めるのか。

50代
「ちょっと弱っているので元気づけたくて、週に2~3回はガッツリいきます。ガッツリいくとパワーがみなぎってガンガン仕事がはかどります」

40代
「たまにですけど、豚丼とかガッツリ系。元気にやんなきゃいけないときにガッツリ食べないといけないな。体力持たないですよね、集中力持たない」

東京・足立区の喫茶店「ピノキオ足立佐野店」でも、朝からガッツリ食べられるメニューがありました。レタスを盛り付けた皿にはナポリタン。そこにゆでたまご、ソーセージ。そして、ジャムを塗ったトースト。

店員
「はい、のせます。これもここにのせます」

さらにホットドッグ。最後にモンブランクリームのパンケーキを盛り付けて完成です。

“朝からガッツリ”のモーニングプレートを販売したそのワケは…

フジオフードグループ本社 加藤学さん
「来店するお客さまに要望を聞く過程で、『朝からガッツリ食べたい』一定数いらっしゃることに気づきまして」

コロナ禍でディナータイムの売り上げが落ち、朝の時間帯に力を入れようと始めたメニューだといいます。

朝8時ごろ食べに来たお客さんは、この量を目の前にし…

お客さん(40代)
「ボリューミーやな、思った以上に。お昼ごはんいらない。パン2個あるもんな。スパゲティの量もすごいな。まだまだ先は長い…」

毎朝しっかり食べるというこちらのご夫婦も…

お客さん(70代)
「朝食しっかりしないと、お昼は多少軽くても(朝は)しっかり食べた方がいい。朝食べないとなんとなく活気が出ないよね」

こちらボリュームのあるプレートですが、毎日約10人に1人が注文し完食していくということです。

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