保険金不正請求問題の影響で販売の不振が続いているビッグモーターについて、総合商社の伊藤忠商事が17日、経営再建の可能性を検証するための査定を開始すると発表しました。

販売の不振が続くビッグモーターは、いまだ経営支援先が決まらず、自主再建が困難な状況にあります。

こうした中、総合商社の伊藤忠商事が、ビッグモーターの経営再建の可能性を検証するため資産を査定する独占契約を結び、査定を開始すると発表しました。

伊藤忠は、国内の再生ファンドなどと組み、兼重宏行前社長など創業家の関与がないことを前提に、ビッグモーターの資産を査定します。

伊藤忠はこの査定を経て、来年春までをめどにビッグモーターを支援するか最終決定する方針です。