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証券会社トップら 前政権の経済政策“引き継ぎ”要望

2024年10月4日 21:01
証券会社トップら 前政権の経済政策“引き継ぎ”要望

10月4日は語呂合わせで「とうし=投資」となることから、投資による資産形成を呼びかけるイベントが行われました。

参加した証券会社のトップらは揃って、石破政権に対し、前政権の経済政策を引き継ぐよう要望しています。

大和証券グループ本社・荻野明彦社長
「やらなければいけない課題は、山積みだと思います。エネルギーも、安全保障もそうですし、たくさんあるかと思うんですけども。何をやるにしても、原資となる経済がちゃんと回らないと、いろんなものにお金が回りませんので、まずはしっかり経済政策を進め、やっていただきたいと思います」

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・小林真社長
「岸田政権で掲げられた資産運用立国プランをしっかりと引き継いでいただいて、引き継ぐだけではなくて、さらに加速していただくような動きをしてもらってですね。ぜひ、日本の経済、国民の皆さんの生活が、より豊かになるような施策をどんどん打ってほしい」

SMBC日興証券・吉岡秀二社長
「当初、石破新政権が誕生したとき、マーケットが少し上下したことがありましたけれども、その後、前政権のいろいろな政策を引き継ぐというふうにおっしゃってから、マーケット評価されて、そういう意味では、この動きに対して世の中全般が、そういう認識なんだというふうに思います。しっかり、この流れを、このモメンタムを維持する方向で進めていただきたい」

「投資の日」のイベントでは、専門のアドバイザーによる資産運用の相談のほか、新NISAに関するパンフレットや証券業界のマスコットキャラクター「とうしくん」グッズの配布などが行われ、証券会社トップらが、自ら投資による資産形成をアピールしました。

最終更新日:2024年10月4日 21:01