大手IT企業のGoogleは、日本全体のサイバーセキュリティーへの意識向上と、セキュリティー人材育成支援を目的とした、「ジャパンサイバーセキュリティーイニシアチブ」を設立しました。

Googleは、AIの進化により、サイバーセキュリティーの環境がますます深刻化、多様化していることを受け、“日本社会全体のサイバーセキュリティーの底上げに取り組む”としています。

具体的には、まず、重要インフラを担う企業などに向けて、Googleがグローバルで保有する最新のサイバー攻撃やその分析についての情報を共有します。

また、中小企業などに向けてはセキュリティー人材不足という課題解決のため、トレーニングプログラムを無償で提供するということです。

さらに、定期的に有識者会議を開催し、産学官でとるべきアクションをまとめた資料を公開するとしています。