パナソニック 太陽電池生産から撤退へ
パナソニックは太陽電池の生産について、中国メーカーとの価格競争が激化していることなどから撤退する方向です。
パナソニックは、マレーシアや島根県の工場で太陽電池を生産していますが、来年度中に生産を終了する方向で調整しています。
去年には、電気自動車メーカー・テスラとアメリカの工場で行っていた共同生産も解消していて、パナソニックは太陽電池の生産から完全撤退することになります。中国メーカーとの価格競争で採算が悪化していることに加え、家庭用太陽光発電の国の買い取り制度が順次、契約満了を迎えていて新規の需要が見込めないことなどが要因です。
今後はスマートシティ向けに、再生可能エネルギーの発電や蓄電、制御を効率的に行う事業などに注力するということです。