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日経平均42円安 5営業日ぶりの値下がり

2021年2月12日 16:39
日経平均42円安 5営業日ぶりの値下がり

12日の東京株式市場で、日経平均株価は5営業日ぶりに値を下げました。終値は、10日に比べ42円86銭安い2万9520円7銭でした。

国内企業の決算が好調なことなどから、日経平均株価が10日までの4営業日で、1200円を超える上昇となっていたこともあり、東京株式市場では、利益を確定するための売り注文が広がりました。

日経平均株価の下げ幅は、一時、150円近くになりました。その後、値を下げた銘柄が割安感から買い戻されるなど、下げ幅を縮小して取引を終えました。

一方、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長人事による影響について、市場関係者からは、「開催自体の行方が決まるまでは、株価への影響は少ない」との見方が示されました。

東証1部の売買代金は、概算で3兆202億円。東証1部の売買高は、概算で13億4398万株。