日産 「シーマ」「スカイラインHV」などの生産を今年の夏までに終了
カーボンニュートラルに向けて自動車メーカー各社が電動化へのシフトを進めるなか、日産自動車は高級セダン「シーマ」などの生産を今年の夏までに終了します。
日産自動車が今年の夏までに生産を終了するのは、高級セダンの「シーマ」、「フーガ」、「スカイラインHV」です。
「シーマ」は、バブル景気だった1988年に発売され、モデルチェンジを繰り返しながら現在は5代目が生産されていました。
生産終了の理由について、搭載されているエンジンが今年秋から強化される騒音規制をクリアできないためとしています。
また「スカイライン」はハイブリッドモデルが生産終了となり、人気のエンジン車の生産は当面続けるとしています。
「シーマ」などを生産していた栃木工場では、最新技術の生産ラインを導入し電気自動車の「アリア」を生産するなど電動化へのシフトが進んでいます。