野村HD多額損害「20億ドル請求可能性」
証券大手の野村ホールディングスが顧客との取引で多額の損害が出て、2200億円請求する可能性があると発表しました。
損害の可能性があるのは、野村ホールディングスのアメリカの子会社と顧客との取引です。野村側が顧客に対する請求額を試算したところ、約20億ドル、日本円で2200億円近くにのぼるということです。顧客が払えない場合は野村側が補てんする可能性もあるとしています。
詳しい取引内容は明らかにしていませんが、野村ホールディングスは、財務状況は盤石だとして、今後の業務や財務に問題はないとしています。