“高級衣料品”都内の百貨店で販売見直しも
先週、東京都が“高級衣料品は生活必需品ではない”とする文書を出したことを受けて、都内の百貨店では、高級ブランドの販売を見直すところが出てきています。
そごう・西武は都内の店舗について、ルイ・ヴィトンやグッチ、エルメスなどといった高級ブランドショップを、20日から当面の間休業すると発表しました。東京都は、先週、百貨店の業界団体に対して「高級衣料品など、いわゆる豪奢品は、生活必需品ではない」とする文書を出していました。
一方、三越伊勢丹では、都内の店舗に関して、今のところ一律で衣料品などの特定の売り場を休業することなどは考えていないとしており、取引先と個別に、どういった商品が生活必需品に当たるのかを協議していくとしています。
また、大丸松坂屋では高級ブランドについては現在、基本的に売り場を開けておらず東京都の要請には、すでに従っているとして営業範囲の変更は予定していないということです。