マルハニチロ 「かにぞうすい」を自主回収
食品大手のマルハニチロが、セブン-イレブンなどで売っているプライベートブランドの「かにぞうすい」を自主回収します。
マルハニチロが回収するのは、セブン&アイのプライベートブランドで展開しているフリーズドライの「かにぞうすい」のうち、賞味期限が2022年5月6日、13日、17日のものです。
マルハニチロによりますと、フリーズドライの食品は、袋詰めした後に全ての商品に対してX線で検査を行い、異物が混入していないことを確かめてから販売しています。多くの場合、検査で異物と認識されるのは、かにの殻や、大きめの肉のかたまりなどですが、今回、正体不明の異物が検出されたため、さらに詳しい検査をしたところ、乾燥剤に使用されるシリカゲルが混入していたことがわかりました。
シリカゲルが混入していた「かにぞうすい」は、X線の検査で識別したので販売されていませんが、万全を期すため、同時期に製造された商品のうち、すでに消費者の手に渡った4万3050個を自主回収するということです。
マルハニチロは、「かにぞうすい」の材料である乾燥ねぎから、シリカゲルが混入したとみて、経緯について調査するとしています。