緊急事態宣言7府県追加 専門家らに諮問
政府は新たに京都や兵庫、福岡など7府県に緊急事態宣言を発出することを専門家らに諮っています。
会議は17日午前10時から始まりました。感染拡大がとまらない現状を危惧する声が上がっています。
政府は新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、新たに茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県に緊急事態宣言を出す方針を専門家らに諮っています。また現在、宣言の対象となっている東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄についても期間を来月12日まで延長します。
まん延防止等重点措置については、新たに宮城、富山、山梨、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の10県に適用する方針です。期限は来月12日までです。
今回の宣言地域の拡大に専門家のひとりは「ワクチンでもっと感染が落ち着くと思っていた。今回の宣言拡大は想定外のタイミングだった」としています。
また、まとめて全国に宣言でいいのではないかとの声も出ており、度重なる延長と拡大で本当に目に見える効果が出せるのかが焦点となります。