専門家会議 首都圏から地方へ感染拡大懸念
厚生労働省の専門家会議は14日、「東京を中心とした首都圏の感染拡大が顕著になってきている」として、今後、帰省や旅行などで首都圏から地方への移動による感染拡大に懸念を示しました。
脇田座長
「今後、4連休、夏休み、お盆になります。それからオリンピックもあると。普段会わない人と会う機会というのが感染拡大のリスクが高くなる。地方への感染につながりますので、帰省や旅行で県境を越える移動には慎重を期していただく」
厚労省の専門家会議は、東京の入院者数が増え、40代50代の重症者の数が第4波と同じ水準になっているとし、今後も、首都圏で感染拡大の速度が加速する可能性があると懸念を示しました。
また、大阪や北海道、愛知、福岡や東北地方なども新規感染者数が増加しているとし、今後、首都圏からほかの地域への感染拡大の懸念があると分析しました。