ユニクロも…「フェムテック」広がりみせる
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女性が健康で快適に過ごすための商品やサービス。その市場が今、広がりをみせています。
23日、衣料品店「ユニクロ」が発表したのは、女性の体にも環境にも優しいサステナブルな吸水ショーツ。エアリズム素材を使って、肌触りだけでなく、女性が快適に過ごせるような工夫もされています。
吸水量は約40ミリリットル。一般的な生理用ナプキン4枚分ほどです。経済面も考え、洗濯して繰り返し使えるように作られました。
ユニクロウィメンズインナー担当・炬口佳乃子部長
「ユニクロでできる低価格というものと、買う環境という意味でも、すごく心のハードルを下げるのではないかなと思いますので」
この他、妊娠・出産などライフイベントをサポートする技術や商品などは「フェムテック」と呼ばれています。2025年までに5兆円規模に成長するとみられています。
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都内の女子大に通う江連千佳さん。友人と一緒に女性の悩みに寄り添う商品を作りました。
“おかえり”ショーツ開発者・江連千佳さん(20)
「これは“おかえりショーツ”といって、“直ばき”できるリラックスウエアになっています」
家でゆっくり過ごしてほしいとの思いから名付けられた“おかえり”ショーツ。1枚ではけるように当て布を敷き、女性の体型変化に合わせられるよう、ウエストに「ひも」を通して、横にはスリットも入れています。
江連千佳さん(20)
「ショーツの形って固定観念にしばられているんじゃないかなって。自分の体にとって一番いいショーツをつくろう」
Twitterなどの意見も参考にしてできた、このショーツ。値段は1枚6500円ですが、オーガニックコットンなどを使って、体にも環境にも配慮しています。
こうした女性の悩みを解決する商品やサービス、今後も続々と登場しそうです。